「日本電気自動車レース協会(JEVRA)」が主催する全日本EV-GPシリーズ開幕戦「全日本富士EV40kmレース大会」がモーターファンフェスタで開催される。
EV-GPシリーズは走行中の二酸化炭素(CO2)の排出をゼロにし、地球温暖化を抑える優しいEVレースは、これからの新しいモータースポーツとして世界中で注目されている。「レース」というフィールドで競い合うことにより、互いの性能を鍛え上げ技術開発のスピードアップと市販車へのフィードバックを目的に開催されおり、40km(9Lap)で争われる開幕戦に各車がどんな走りをするかに注目したい!!
開催場所/
本コース
開催時間/
予選9:15〜9:30 決勝15:40〜16:20
EVによる8クラスによる戦い
「第1戦」富士ラウンドの見所
【EV-1 クラス】(モーター出161kW以上)
昨年の総合チャンピオンに輝いた「東大生ドライバー」の地頭所 光が再びテスラモデルSで出場する! 今大会は、もう1台のテスラモデルSとロードスターの総合優勝争いが楽しみだ!! また、抜群の速さを誇る金沢秀好FT86EVが総合優勝争にどこまで絡むかに注目したい!
【EV-2 クラス】(モーター出110kW以上161kW未満)
今回は昨年のEV-Rクラスチャンピオンの大野博美とEV-FでMIRAIから乗り換えた廣瀬浩明の新型リーフ(110kW)がエントリーしているので走りに期待したい。今後は、同じリーフのバッテリーを増量した新型リーフe+(160kW)との争いが見ものだ!
【EV-3 クラス】(モーター出力61kW以上110kW未満)
このクラスは日産リーフ(80kW)の独壇場だが、毎回激しいデッドヒートが繰り広げられる”激戦区”だ。昨年のクラスチャンピオンの高橋勝之と一昨年のクラスチャンピオンのレーサー鹿島の争いに注目だ!
【EV-4 クラス】(モーター出力61kW未満)
最低出力が61kW未満のいわゆる「軽自動車」のクラスでi-MiEV(47kW)が主流。今回は参加が無いがスマートEV(55~60kW)やVW e-UPの参戦も期待したい。
【EV-C クラス】(市販車にモーターとバッテリーに変換した車両)
EV-C(コンバート)クラスは、市販車ベースのエンジンをモーターとLiバッテリーに変換させ「EV」に改造した車両による争いになるが、FT86EV/ミラEVとテスラモデルSとの総合優勝争いに期待したい!
【EV-F クラス】(燃料電池車両)
燃料電池車両(FCV)とEVの走りを比較してみるのも楽しみだ。昨年のクラスチャンピオンの金井亮忠ミライと初登場の元F1ドライバーの井出有治がMIRAIでどんな戦いを見せるかに注目だ!
【EV-R クラス】(レンジエクステンダー)
昨年から新たに加わったEV-Rクラス(レンジエクステンダー)は”エンジンで発電する”新しい発想の車両だ。このクラスの対象は、BMW i3 REXと日産ノート e-POWERの2車種となるが、今回はBMW i3REXとノートe-POWERの走りに注目したい。
【EV-P クラス】(開発車両もしくはレース専用車両)
開発車両/レース専用車両のクラスだが、国沢光宏がMIRAIを大幅に改造してEV-Pへクラスを変更し来たので上位にどこまで迫れるかに期待したい!